コスパの高いハイエンドスマホ4選を紹介[2024年版]-ハイエンドスマホの選び方も紹介
こんにちは。ハイエンドスマホが欲しくても最近のスマホは高いのでなかなか買い渋っている方もいるかもしれません。
そこで今回はコスパのたかいハイエンドモデルのスマホを紹介したいと思います。
ハイエンドスマホとは?
そもそもハイエンドスマホとは何か分からない方のために簡単に紹介したいと思います。
ハイエンドスマホとは各メーカーが出している高性能なモデルのスマホのことを指します。
そのメーカーが持っている技術力を最大限発揮してできるスマホになりますので価格が高価になりますがCPUの性能をはじめカメラ,バッテリーやストレージの容量などほぼすべての性能が最高性能のスマホになります。
ハイエンドスマホは人によって多少感じ方に違いがありますので明確な定義はありませんが個人的にはCPU性能がAntutu(ver10)のスコアが850,000~以上,価格がおおよそ8~万円以上の性能と価格帯のものをハイエンドスマホと呼ぶと考えています。
CPU性能以外にもハイエンドスマホはカメラやディスプレイ性能などすべての性能において高水準なスペックを備えています。
総合スコア(点) | 性能の目安 |
1,500,000~ | 最高レベルの性能 |
1,000,000~1,500,000 | 重いゲームの動作も問題なし |
700,000~1,000,000 | 重いゲームの最高設定は厳しいかも |
500,000~700,000 | 重いゲームもある程度はできる |
300,000~500,000 | 軽いゲームや普段使いに問題なし |
150,000~300,000 | 普段使いに支障が出るかも |
~150,000 | 動作に難あり |
より詳しいハイエンドスマホの解説について知りたい方はこちらをご覧ください。
ハイエンドスマホの選び方
ここではハイエンドスマホを選ぶ上で見てきたい性能を紹介したいと思います。
SoC
RAM,ROMの容量
ディスプレイの性能
カメラ性能
バッテリー容量
対応バンド
防水防塵
おサイフケータイの対応
ここでは主にハイエンドスマホの性能に直結するSoCとRAM,ROM性能,カメラ性能 について詳しく見ていきたいと思います。
ほかの詳しい性能の説明について知りたい方はこちらをご覧ください。
SoC
スマホを快適に使えるかどうかはSoCの性能が握っていると言っても過言ではありません。
SoCとはSystem on Chip(システムオンチップ)の略称でスマホの動作に必要なCPUやGPU,通信モデムなどスマホの動作に必要なものが含まれているチップのことです。
SoCの性能が低いと動作がカクついたり,読み込みにとても時間がかかるようになったりします。
ハイエンドスマホには基本的に現時点で最高性能のSoCを搭載しているので,重いゲームなどをする際もSoCの性能で悩むことはほぼありません。
SoCについてより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
RAM,ROMの容量
RAMとはRandom Access Memory(ランダムアクセスメモリ)の略称で一時的にデータを置いておく場所で、処理に必要な分データなどの書き込みが行われます。
ROMは、Read Only Memory(リードオンリーメモリ)の略称でスマホの用語においてはデータを保存する領域つまりストレージのことを指します。
RAMは容量が多いほど読み書きなどの性能が上がり動作が快適になります。
個人的には最低でもAndroid端末では8GB以上のものを選ぶことをおすすめします。それ以下の容量になっていくと動作に影響が出てくると思います。
またRAMにはLPDDRという規格があり新しいものであれば読み書きが速くなります。ですので,選ぶことができる際は新しいものを選びましょう。
ROMつまりストレージの容量は使う人はかなり使うので,自分に合った容量を選びましょう。
またアプリや写真の容量はつねに増えていくので,なるべく余裕がある容量を選ぶことをおすすめします。
ROMにはUFSという規格があり新しいものであれば読み書きが速くなります。ですので,選ぶことができる際は新しいものを選びましょう。
メモリ、ストレージについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
カメラ性能
もしカメラ性能も重視するのであれば以下の点を詳しくみることをおすすめします。
レンズの種類
望遠性能
センサーのサイズ
画素数・解像度
F値(絞り)
スマホの能力・その他性能
これらの性能について詳しい見方はこちらをご覧ください。
今回紹介するコスパの高いハイエンドスマホはカメラ性能がより性能の高いハイエンドスマホよりも相対的に少し低い傾向がありますので,もしカメラ性能も妥協できない方は下記の記事も参考にご覧ください。
コスパのたかいハイエンドモデル
Zenfone10
Xiaomi 13T Pro
Galaxy S23
Nothing Phone (2)
Zenfone10
- Snapdragon 8 Gen 2を搭載するハイエンドスマホ
- 5.9インチ、172gの軽量コンパクトなスマホ
- IP68の防水・防塵,おサイフケータイ,側面指紋認証・顔認証に対応
- 発売時の価格は9.9万円~
Zenfone10はASUSが販売しているコンパクトなハイエンドスマホになります。
SoCはSnapdragon 8 Gen 2を搭載しており,AnTuTuスコアは約1,500,000点と性能面でもハイエンドスマホと言って文句ない高性能を発揮することができます。
5.9インチの有機EL,FHD+リフレッシュレート最大144Hzのディスプレイを搭載し本体重量も172gと比較的軽量コンパクトなボディのスマホになります。
カメラはSony IMX766センサーで約5,000万画素のF値1.9広角メインカメラ,約1,300万画素のF値2.2超広角カメラのデュアルカメラを搭載しています。
IP68の防水・防塵,おサイフケータイ,側面指紋認証・顔認証に対応しておりバランスよく使いやすいハイエンドスマホです。また,イヤホンジャックも搭載されています。ワイヤレス充電,にも対応しており,バッテリ容量は4,300mAhで充電は最大30Wとなっております。
OSはAndroid 13ベースのZenUIで,最低2回のOSアップデートと4年のセキュリティーアップデートも予定されています。
コンパクトでかつハイエンドなスマホは今時珍しいので,取り回しの良く,軽いスマホを探している方にはおすすめのスマホになります。
スペック表
性能(抜粋) | Zenfone 10 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
OS | ZenUI (Android 13ベース) |
ディスプレイ | 5.9インチ, 有機EL Corning Gorilla Glass Victus |
解像度 | 1,080×2,400(FHD+) |
リフレッシュレート | 144Hz |
ppi | 446 |
ストレージ | RAM:8 / 16GB:LPDDR5X ROM:128 / 256 / 512GB:UFS4.0 |
カメラ | アウトカメラ 50MP メインカメラ,F値1.9 13MP 超広角カメラ,F値2.2 デュアルカメラ 光学式手ブレ補正 (OIS),アダプティブEIS 前面カメラ:パンチホール 32MP,F値2.4 |
バッテリー容量 | 4,300mAh |
充電 | 有線最大30W,ワイヤレス充電最大15W |
重量 | 約172g |
サイズ 高さ×幅×厚さ | 146.5mm×68.1mm×9.4mm |
通信 | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
4Gバンド FDD-LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/ B28 |
4Gバンド TD-LTE | B34/B38/B39/B40/B41/B42 |
5Gバンド | n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n41/n77/n78 |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
防水防塵 | IP68 |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
スピーカー | デュアルスピーカー |
イヤホンジャック | あり |
カラーバリエーション | ミッドナイトブラック,コメットホワイト エクリプスレッド,オーロラグリーン スターリーブルー |
価格 | 約9.9万円~ |
Xiaomi 13T Pro
- MediaTek Dimensity 9200+を搭載するハイエンドスマホ
- 最大120Wの高速充電に対応
- IP68の防水・防塵,おサイフケータイ,画面内指紋認証・顔認証に対応
- 発売時の価格は10.4万円
中国のスマホメーカーXiaomiは国内向けにXiaomi 13T Proをリリースしています。
SoCにはMediaTek Dimensity 9200+が搭載されておりこれはAnTuTuスコア(v.10)で約1,500,000点の性能をもったハイエンドなSoCで、CPU性能面で高い性能を発揮することができます。(発熱問題があるかもしれませんが…)
6.67インチの有機EL,リフレッシュレート最大144Hzのディスプレイを搭載しディスプレイ性能も高いスマホになります。本体重量は約206g(アルパインブルー;200g)となります。
カメラは約5,000万画素のF値1.9,IMX707メインカメラ,約1,200万画素の超広角カメラ,約5,000万画素,OV50D望遠カメラのトリプルカメラを搭載しています。
IP68防水防塵におサイフケータイにも対応しているので国内でも安心して使うことができます。画面内指紋認証,顔認証に対応しております。バッテリ容量は5,000mAhで充電は最大120Wの高速な速さの充電速度となっております。
OSはAndroidベースのMIUI 14が搭載されています。
スペック表
性能(抜粋) | Xiaomi 13T Pro |
SoC | MediaTek Dimensity 9200+ |
OS | MIUI 14(Android 13) |
ディスプレイ | 6.7インチ, 有機ELディスプレイ |
解像度 | 2712×1220 |
ppi | 446ppi |
リフレッシュレート | 144Hz |
タッチサンプリングレート | 480Hz |
ストレージ | RAM:12GB (LPDDR5X) ROM:256GB (UFS 4.0) |
カメラ | アウトカメラ 50MP メインカメラ,IMX707,OIS,F値1.9 12MP 超広角カメラ,F値2.2 50MP 望遠カメラ,OV50D,F値1.9 最大20倍デジタルズーム トリプルカメラ 前面カメラ 20MP,F値2.2 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
充電 | 有線最大120W |
重量 | 206g/アルパインブルー:200g |
サイズ | 約76mm×162mm×8.5mm(アルパインブルー : 約76mm×162mm×8.6mm) |
通信 | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
4Gバンド FDD-LTE | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 |
4Gバンド TD-LTE | B38/39/40/41/42 |
5Gバンド | n3/28/41/77/78 |
Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
防水防塵 | IP68 |
生体認証 | 画面内指紋認証・顔認証 |
カラーバリエーション | ブラック、メドウグリーン、アルパインブルー |
素材 | ガラス、レザー |
Galaxy S23
- Snapdragon 8 Gen 2を搭載搭載するハイエンドスマホ
- 6.1インチ、168gと軽量コンパクトなボディのスマホ
- OneUIの使い勝手が良い
- IP68の防水・防塵,おサイフケータイ,画面内指紋認証・顔認証に対応
- 発売時の価格は13.6万円~
Galaxy S23はGalaxyのコンパクトなハイエンドスマホになります。
SoCはSnapdragon 8 Gen 2を搭載しており,AnTuTuスコアは約1,500,000点と性能面でもハイエンドスマホと言って文句ない高性能を発揮することができます。
6.1インチの有機EL,FHD+リフレッシュレート最大120Hzのディスプレイを搭載し本体重量も168gと軽量コンパクトなボディのスマホになります。
カメラは約5,000万画素のF値1.8広角メインカメラ,約1,200万画素のF値2.2超広角カメラ,約1,000万画素F値2.4望遠のトリプルカメラを搭載しています。
IP68の防水・防塵,おサイフケータイ,画面内指紋認証・顔認証に対応しておりバランスよく使いやすいハイエンドスマホです。ワイヤレス充電,ワイヤレス逆充電にも対応しており,バッテリ容量は3,900mAhで充電は最大25Wとなっております。
また,GalaxyはOneUIというAndroidベースのカスタムOSが搭載されており,これは使い勝手が良くなるように考えられた良いOSになります。
Galaxyのハイエンドスマホは安定して使いやすいモデルになりますので,Androidに慣れていない方にもおすすめのスマホになります。
スペック表
性能(抜粋) | Galaxy S23 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
OS | One UI (Android 13ベース) |
ディスプレイ | 6.1インチ, 有機EL Corning Gorilla Glass Victus 2 |
解像度 | 1,080×2,340(FHD+) |
リフレッシュレート | 120Hz |
ppi | 422 |
ストレージ | RAM:8GB:LPDDR5X ROM:256GB:UFS4.0 |
カメラ | アウトカメラ 50MP メインカメラ,F値1.8 12MP 超広角カメラ,F値2.2 10MP 望遠カメラ,F値2.4(光学3倍) トリプルカメラ 前面カメラ:パンチホール 12MP,F値2.2 |
バッテリー容量 | 3,900mAh |
充電 | 有線最大25W,ワイヤレス充電最大15W |
重量 | 約168g |
サイズ 高さ×幅×厚さ | 146.mm×70.9mm×7.6mm |
通信 | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
4Gバンド FDD-LTE | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B18/B19/B20/B21 /B26/B28/B66 |
4Gバンド TD-LTE | B38/B39/B40/B41/B42 |
5Gバンド | n1/n3/n5/n28/n41/n77/n78/n79 |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
防水防塵 | IP68 |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
イヤホンジャック | なし |
カラーバリエーション | クリーム,ファントムブラック,ラベンダー |
価格 | 約13.6万円~ |
Nothing Phone (2)
- Snapdragon 8+ Gen 1を搭載するハイエンドスマホ
- 背面にLEDが搭載されている独特なデザイン
- IP54の防水・防塵,画面内指紋認証・顔認証に対応
- 発売時の価格は7.9万円~
Nothing Phone (2)はロンドンを拠点とするデジタル製品企業Nothingが手掛けたスマホになります。
Nothing Phone の一番の特徴はデザインで,背面が透明になっていてそこにLEDが搭載されており,着信や通知が来た際に背面が光ってお知らせしてくれます。公式サイトによると,これによって画面に見入ることをやめて自分の時間を楽しめるとのことです。
SoCはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しており,一世代前のモデルのSoCになりますがAnTuTuスコアは約1,270,000点とまだまだハイエンドな性能を備えています。
6.7インチの有機EL,FHD+のディスプレイにリフレッシュレート1-120HzのLTPOディスプレイを搭載しておりますので,リフレッシュレートを制御してくれて電池持ちも良くなります。
カメラは約5,000万画素のF値1.88広角メインカメラ,約5,000万画素のF値2.2超広角カメラのデュアルカメラを搭載しています。
IP54の防水・防塵,画面内指紋認証・顔認証に対応しております。ワイヤレス充電に対応しており,バッテリ容量は4,700mAhで充電は最大45Wとなっております。
OSはAndroidベースのNothing OS 2.0を採用しております。OSアップデートは3年,セキュリティーアップデートは4年の予定となっています。
デザインも他のスマホではなかなか見られないものになりますので,このようなデザインに惹かれ,気になった方は是非購入を検討してみましょう。
スペック表
性能(抜粋) | Nothing Phone (2) |
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 |
OS | Nothing OS 2.0(Android 13ベース) |
ディスプレイ | 6.7インチ, 有機EL Corning Gorilla Glass 5 |
解像度 | 1,080×2,412(FHD+) |
リフレッシュレート | 1-120Hz(LTPO) |
ppi | 394 |
ストレージ | RAM:8 / 12GB:LPDDR5X ROM:128 / 256 / 512GB:UFS3.1 |
カメラ | アウトカメラ 50MP メインカメラ,F値1.88 50MP 超広角カメラ,F値2.2 デュアルカメラ 前面カメラ:パンチホール 32MP,F値2.2 |
バッテリー容量 | 4,700mAh |
充電 | 有線最大45W,ワイヤレス充電最大15W |
重量 | 200.68 g |
サイズ 高さ×幅×厚さ | 162.13mm×76.35mm× 8.55 mm |
通信 | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
4Gバンド FDD-LTE | B1/B3/B8/B18/B19/B26/B28 |
4Gバンド TD-LTE | B41/B42 |
5Gバンド | n1/n3/n28/n41/n77/n78 |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
防水防塵 | IP54 |
生体認証 | 指紋認証・顔認証 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
イヤホンジャック | なし |
カラーバリエーション | ホワイト,グレー |
価格 | 約7.9万円~ |
まとめ
今回はコスパのたかいハイエンドモデルを紹介しました。
価格が比較的安く,性能が高いスマホになりますので気になった方は是非購入を検討しましょう!
また,上級者向けではありますが海外版のスマホにはSoCが同じでよりコスパの高いスマホも存在します。
気になる方はこちらをご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント