スマホの解像度に深く関わる画素密度(ppi)とは?最近のスマホの画素密度、活用方法、注意点も紹介

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こんにちは。スマホの解像度について調べている際に画素密度という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

解像度に似たような意味をもっているのでややこしいのですが画素密度を理解することによってよりよい解像度のスマホを選ぶ際に役に立つかもしれません。

そこで今回は画素密度とは何かについて紹介したいと思います。画素密度を理解してスマホを選ぶときに活用しましょう!

目次

画素密度とは?

画素密度はppi(ピクセル パー インチ)と言い1インチ(2.54cm)あたりにピクセルがいくつ詰まっているかの密度をあらわしています。

例えば330ppiという表記があったとしたら1インチあたりの330のピクセルが詰まっているということになります。

よってppiが大きければ大きいほどピクセルが詰まっていてより鮮明なディスプレイだということになります。

またppiがスペック表に載っていなければ下記の式を使って求めることができます。

参考

この式に当てはめてGalaxy S24 ultraのppiを計算すると

ppi=√(3120^2)+(1440^2)/6.8≒505.33…

となり公称値と一致する値が出てきます。

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解像度(画素数)との違い

スマホのスペックでは多くの場合画素数を基準として解像度が使われていることが多いので本記事では画素数を基準として解像度を扱いたいと思います。

スマホのディスプレイで誰もが気にするものの一つに解像度があると思います。

解像度(画素数)とは画面の中に敷き詰められたピクセル(ドット)の数で,この数が多いほどより細かい表示が可能になります。

例えば1920×1080と表記されているディスプレイがあれば縦方向に1920個、横方向に1080個のピクセルがあるということになります。

ちなみにピクセルの大きさはスマホの機種や、ディスプレイによって異なります

現在の主流はFHD(1920×1080),FHD+(2160×1080)で高解像度なものはWQHD(2560×1440),WQHD+(2880×1440)や中にはXperiaの4K(3840×2160)ディスプレイのスマホが存在します。

画素密度との違いとして、画素密度とは解像度とは違ってピクセルの数ではなく1インチあたりの密度でディスプレイの緻密さを表現しているものになります。

画素密度の目安

では現代のスマホの画素密度はどのくらいのppiがあるのでしょうか?

いくつかの具体的例を出したいと思います。

iPhone 14 Pro max : 460ppi
Galaxy S24 ultra : 505ppi
Xperia 1 V : 643ppi
AQUOS R8 pro : 456ppi
OPPO Reno7 A : 409ppi
arrows NX F-01K : 423ppi

画素密度の有効活用方法

では画素密度はどのように見ることで活用できるのでしょうか?

例えば同じ解像度で画面サイズが違うスマホがあったとしたら、ディスプレイのサイズが大きいスマホのほうが画質が粗くなってしまいます。

理由としてディスプレイのサイズが大きくなったら1インチあたりのピクセルの大きさが大きくなるので、結果的に粗く見えるからです。

例として同じFHD(1920×1080)の解像度のスマホとPCのディスプレイでは後者のほうがピクセルの大きさが大きくなり、ピクセルが大きくなったことにより密度が小さくなり粗さが目立ってしまうので、同じ解像度でもスマホのほうが繊細に見えるということになります。

なので、画素密度を活用することで解像度だけでは分からないディスプレイの綺麗さが分かることになります。

画素密度の注意点

画素密度が高ければ高いほどより緻密なディスプレイということになりますが実際の見え方として、人間の目には計算上約300ppi以上のものを認識するのは難しいということがあります。

なのでそれ以上の画素密度はかなり目が良くないと認識することは難しいということに注意しましょう。

まとめ

今回は画素密度について紹介しました。

解像度と同じようなものなので少し難しいですが、これを参考に自分に合った画素密度のスマホを選びましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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