ミドルレンジスマホのRedmi Note 13 Pro+ 5GとNothing Phone (2a)を比較レビュー!
こんにちは。おるがです。
過去に紹介したコスパの高いミドルレンジスマホの、「Redmi Note 13 Pro+ 5G」と「NothingPhone (2a)」を比較をしつつ、どのスマホがどんな方におすすめか、改めて考えてみたいと思います。
NothingPhone (2a) | Redmi Note 13 Pro+ 5G | |
価格 | 8GB+128GB:49,800円 12GB+256GB:55,800円 | 8GB+256GB:59,800円 12GB+512GB:74,800円 |
主な購入先 | Amazon IIJmio | Amazon 楽天市場 IIJmio |
特徴・デザインを比較
カラーはどちらもホワイト系の色となっており、Redmi Note 13 Pro+は見る角度によって色味が変わる白で、Nothing Phone(2a)は中身が見える白となっています。
縦幅はほぼ同じですが、横幅はNothing Phone(2a)の方が約2mm大きいです。
デザイン上で大きく異なる点としてNothing Phone(2a)はGlyphインターフェースという通知や着信、カメラやタイマーなどを背面のLEDでお知らせしてくれたり、音楽に合わせて光ってくれる機能があります。
触った質感は若干Redmi Note 13 Pro+ 5Gの方が高い感じがしましたが、Nothing Phone(2a)とは大きく差はないと思います。
音量ボタン、電源ボタンはそれぞれRedmi note 13 Pro+がどちらも右側に付いているのに対してNothing Phone(2a)は電源ボタンが右側、音量ボタンが左側に付いている形となっています。
Nothing Phone(2a)のようにそれぞれ左右に電源、音量ボタンがついているとスマホを握ったときにたまにスクショを誤発動してしまうことがあるので、個人的にはRedmi note 13 Pro+のように右側にまとめて付いている方が良かったです。
ディスプレイは後で詳しく比較しますが、Redmi note 13 Pro+がエッジディスプレイ、Nothing Phone(2a)がフラットディスプレイとなっています。
どちらの機種もおサイフケータイに対応しています。Nothing Phone(2a)にはFelicaのマークがありませんがカメラ部分にチップが搭載されています。
重量はそれぞれ207g、191gとNothing Phone (2a)の方が持った感じでも軽く感じました。
防水防塵性能はRedmi Note 13 Pro+がIP68、Nothing Phone (2a)がIP54に対応しています。
OSはそれぞれAndroidベースのXiaomi HyperOS、Nothing OSが搭載されています。Xiaomi HyperOSは元のAndroid OSと比べるとカスタマイズが多くされており、逆にNothing OSは素のAndroidに近いカスタマイズとなっています。
スペック比較表
性能(抜粋) | Redmi Note 13 Pro+ 5G(国内版) | Nothing Phone (2a) |
SoC | Dimensity 7200-Ultra | Dimensity 7200 Pro |
OS | Xiaomi HyperOS | Nothing OS 2.5 (Android 14) |
ディスプレイ | 6.67インチ, 有機EL | 6.7インチ, 有機EL |
解像度 | 2712×1220 | 1084 x 2412 |
ppi | 446 | 394 |
リフレッシュレート | 120Hz | 30 – 120Hz |
タッチサンプリングレート | 2160Hz | 240 Hz |
ストレージ | RAM:8 / 12GB (LPDDR5) ROM:256 / 512GB(UFS 3.1) | RAM:8 / 12GB ROM:128 / 256GB |
カメラ | アウトカメラ 200MP メインカメラ,1/1.4センサー,OIS,F値1.65 8MP 超広角カメラ,F値2.2 2MP マクロカメラ,F値2.4 トリプルカメラ 前面カメラ 16MP,F値2.4,パンチホール | アウトカメラ 50MP メインカメラ,OIS,F値1.88 50MP 超広角カメラ,F値2.2 デュアルカメラ 前面カメラ 32MP,F値2.74 パンチホール |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
充電 | 有線最大120W | 有線最大45W |
重量 | 204.5g | 190 g |
サイズ | 161.4mm×74.2mm×8.9mm | 161.74 mm×76.32 mm×8.55 mm |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
4Gバンド FDD-LTE | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 | B1, 3, 4, 5, 7, 8, 18, 19, 20, 26, 28, 39,42, 66 |
4Gバンド TD-LTE | B38/40/41 | B38, 40, 41 |
5Gバンド | n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78 | n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78 |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
防水防塵・耐衝撃性 | IP68 | IP54 |
NFC | 対応 | 対応 |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
生体認証 | 画面内指紋認証・顔認証 | 画面内指紋認証・顔認証 |
スピーカー | ステレオスピーカー | ステレオスピーカー |
イヤホンジャック | なし | なし |
SDカード | – | – |
カラーバリエーション | ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト、オーロラパープル | ミルク、ブラック |
スペックを比較
SoCはそれぞれRedmi note 13 Pro+がDimensity 7200-Ultra、Nothing Phone(2a)がDimensity 7200 Proを搭載しています。
AnTuTuスコアはそれぞれ以下となります。
↓↓Redmi note 13 Pro+のAnTuTuスコア
↓↓Nothing Phone(2a)のAnTuTuスコア
ご覧の通りRedmi note 13 Pro+のAnTuTuスコアの方が若干スコアが高いです。ベンチマーク中の本体の発熱はどちらもあまりしませんでした。
ですが、実用上はほぼ変化を感じられることはありませんでした。
バッテリー性能(バッテリー持ち・充電速度)を比較
バッテリ容量はどちらも5,000mAhとなっています。どちらのスマホもワイヤレス充電に対応していないところが少し残念な点になります。
バッテリー持ちをそれぞれyoutubeを2時間視聴した際のバッテリーの減りを検証しました。
(設定は、画面の明るさは大体真ん中くらいの室内で問題なく動画を視聴できるくらいの明るさ、標準画質に設定しました。)
youtubeを2時間視聴 | バッテリー残量 |
Redmi Note 13 Pro+ 5G | 44%→33%(-11%) |
Nothing Phone (2a) | 54%→42%(-12%) |
ベンチマークのバッテリー持ちも見ていただいて比較すると、どちらのスマホもほとんどバッテリー持ちに差はないかなと思います。
ですが、充電速度はスペック表を見ての通りRedmi Note 13 Pro+は最大120W、Nothing Phone (2a)は最大45Wと充電速度にかなり差があります。
実際に充電速度を計測したものを下記に載せます。
(Redmi Note 13 Pro+は充電速度のブーストあり)
バッテリー残量 | Redmi Note 13 Pro+ 5G | Nothing Phone (2a) |
20%→100% | 約20分 | 約45分 |
20%→50% | 約5分 | 約15分 |
20%→80% | 約14分 | 約29分 |
スペックどおり最大120Wで充電をすることができるRedmi Note 13 Pro+が圧倒的に充電が速い結果となりました。
ですので、バッテリー持ちは両者ほぼ同じですが、充電速度が速いRedmi Note 13 Pro+ 5Gがバッテリーの面では優れている結果となりました。
カメラ性能を比較
カメラ構成はそれぞれ以下の通りとなります。
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Nothing Phone (2a) |
200MP メインカメラ,1/1.4センサー,OIS,F値1.65 8MP 超広角カメラ,F値2.2 2MP マクロカメラ,F値2.4 | 50MP メインカメラ,OIS,F値1.88 50MP 超広角カメラ,F値2.2 |
過去に撮った作例を比較していきたいと思います。(←Redmi Note 13 Pro+ 5G Nothing Phone (2a)→)
メインカメラ
超広角カメラ
望遠カメラ×2
望遠カメラ×10
二倍ズーム撮影の解像度はRedmi Note 13 Pro+ 5Gの方が高い感じがします。ですが、総合的に見ればどちらのスマホもズーム撮影はそこまで得意ではないと思います。
ディスプレイ性能を比較
ディスプレイ性能はそれぞれ以下の通りとなります。
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Nothing Phone (2a) | |
ディスプレイ | 6.67インチ, 有機EL | 6.7インチ, 有機EL |
解像度 | 2712×1220 | 1084 x 2412 |
ppi | 446 | 394 |
リフレッシュレート | 120Hz | 30 – 120Hz |
タッチサンプリングレート | 2160Hz | 240 Hz |
画面サイズはほぼ同じで、解像度に関してもほぼ変わらないのでどちらのスマホも画面が綺麗なディスプレイとなっています。
ディスプレイの形状は、Redmi note 13 Pro+がエッジディスプレイ、Nothing Phone(2a)がフラットディスプレイとなっています。
この辺は好みが分かれると思いますが、持ちやすさだけで比べたら横幅も相まって若干Redmi Note 13 Pro+の方が持ちやすく感じました。
僕はフラットディスプレイの方が好みかな
リフレッシュレートはどちらも最大120Hzに対応しています。どちらのスマホもヌルヌルサクサクとした動作感なのですが、普段使いで操作した感じではNothing Phone(2a)の動作感の方がヌルヌルとした動作だと思いました。
オーディオ性能を比較
最後にオーディオ関連の性能を比較したいと思います。スピーカーはどちらもデュアルスピーカーに対応しています。
音質は若干Redmi note 13 Pro+の方が良く感じましたが、大きな差はなかったと思います。ただし、高音域はNothing Phone (2a)が良く感じました。
スピーカーの位置はそれぞれ写真の通りとなります。
Redmi note 13 Pro+は画面上部にスピーカーが搭載されているので、横持ちするとスピーカーが手で塞がってしまうことが少し気になりました。
イヤホンジャックはどちらのスマホにも搭載されていません。
Bluetoothコーデックは下記の通り対応しています。
Redmi Note 13 Pro+ 5G | Nothing Phone (2a) | |
Bluetoothコーデック | SBC / AAC / apt-X / apt-X HD / LDAC / LHDC | SBC / AAC / apt-X / apt-X HD / LDAC / LHDC |
どちらのスマホも高音質なコーデックの LDAC、LHDCに対応しています。
まとめ
今回はミドルレンジスマホのRedmi Note 13 Pro+ 5GとNothing Phone (2a)を比較レビューしてみました。
どちらのスマホも一長一短ありますが、両者ともコスパはかなり高いスマホだと思いました。
ですが、共通して言える残念な点として、ワイヤレス充電非対応、画面内指紋認証がやや下側に搭載されている点があげられますのでそのような点が気になる方は他のスマホの購入を検討しましょう。
最後にこの二台を比較してそれぞれどのような方におすすめかを考えたいと思います。
Redmi Note 13 Pro+ 5Gの方がおすすめの人
- 120Wで高速充電をよくする人
- エッジディスプレイが好みの人
- カスタマイズされたAndroidスマホが好みの人
- IP68防水防塵が欲しい方
Nothing Phone (2a)の方がおすすめの人
- XiaomiのカスタムOSがあまり好みでない人
- UIのデザインにこだわったスマホが欲しい人
- フラットディスプレイが好みの人
- 背面が光るスマホが欲しい方
最後までお読みいただきありがとうございました。
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